高等学校情報科「情報1」 情報とメディアの特性と問題の発見・明確化
(1)情報とメディアの特性
データと情報の違いから 情報の代表的な特性として,以下の4つがあげられる。
①形がない
②消えない
③簡単に複製できる
④容易に伝播する
そして、情報には「形がない」ことから,情報をやりとりするにはメディアが媒介することになる。
引用:高等学校情報科「情報Ⅰ」 教員研修用教材
ここでいきなり、実社会でも大切なことから学び始めるのですね。
身近なことでは、ネットから個人情報が漏洩した・・などのニュースをよく耳にします。
ちなみに、個人情報とは生存する特定の個人を識別できるもの、および個人識別符号が含まれるもの。そして、個人データとは個人情報のうち、特定の個人情報を検索できるよう体系的に構成したものを言います。
そして、情報には「形がない」ことから,情報をやりとりするにはメディアが媒介することになる。
ここでメディアの特性を学ぶことになります。
(2)問題の発見・明確化と問題解決の流れ
問題解決の流れを理解し,問題の明確化の重要性を理解するとともに,解決方法により効率や結果が異なることがあることを理解する
問題の発見
↓
情報の収集と分析
↓
問題の定義
↓
計画の立案
↓
解決方法の探索
↓
結果の予測 計画の実行
↓
振り返り 次の問題解決へ
引用:高等学校情報科「情報Ⅰ」 教貝研修用教材
そしてついに実社会でいちばん大切なことと私が思っている問題解決の流れを学びます。
実際にこのような流れで解決までいかない方が多いかもしれない。
でも、高校生のうちからこの流れを学んでくることは大切ですね。
実社会の先輩! これを学んでくる後輩が会社に入ってくるのは遠くない未来ですよ。
問題解決の手法から学びなおしたいですね。
そして学校では、これら問題を出し合う方法も学んでくるようです。
○ブレーンストーミングで問題を出し合って
また、まとめる方法もここまで経験してくるのか?と思いたくなるほど紹介されています。
○KJ法
○コンセプトマップ
○ロジックツリー
○座標軸を使ったマッピング
○マトリックス表
最後に発表方法もいくつか事例が公表されていました。
○ペア発表
○グループ発表
○全体への発表
○ポスター発表
○WEB発表
私の世代だと、実社会で勉強しながら覚えていく手法を高校生の時点で授業として学んでくるのですね。
まずはじめの一章から驚きの内容でした。